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校長室から2023

創立150周年記念式典

11月9日(木)創立150周年記念式典が開催されました。当日は、市長・教育長はじめ、たくさんのご来賓の皆様にご臨席いただきました。式典では、PTA会長よりご自身の小学生時代の頃が100周年であったことなど、当時のことなどを紹介していただきました。

この記念式典は、PTAの有志の方々で実行委員会を組織し、式典進行準備とパンフレット・館腰小学校の全校児童の動画作成の2班に分かれ、何ヶ月も前から何度も会議を重ねて、開催することができました。館腰地区民コミュニティ大運動会や館腰地区文化祭でもカンパをお願いし、館腰地区の皆様の御協力により、写真にもあるような立派なお花などを用意することができました。本当にありがとうございました。

当日は、花町神楽の披露と6年児童による代表の言葉があり、最後は元気いっぱいの館腰小学校の子供たちの校歌で、会を締めくくりました。

児童代表の言葉にもあったように、200周年記念式典が行われる頃には館腰小学校の伝統がしっかりと継続されていればいいなと願うばかりです。

全校絵手紙の日

 

 10月17日(火)全校で館腰地区の85歳以上のおじいちゃん、おばあちゃんに向けて絵手紙を作りました。館腰地区福祉委員会総会で、民生委員の方々が絵手紙等を毎年準備し、訪問するという取組を継続しています。令和5年度は、350名ほどのおじいちゃん、おばあちゃんが館腰地区には在宅されていて、この人数がちょうど館腰小学校の児童数と同じであり、普段たくさんの地区の方にボランティアをしていただいていることから、先生方で考え、全校の子供たちで1枚ずつ絵手紙をつくることになりました。

 齋藤様はじめ、絵手紙の先生方から描き方を教わり、「いつまでのお元気で」などのメッセージをそえて四季の果物や野菜などを描きました。子供たちの作品の写真を1階来賓玄関のロビーに掲示しておりますので、何かの機会にご覧いただければうれしいです。

 

実りの秋~たくさんのボランティアの方々に支えられて

 最初の写真は、農事組合法人UMASIさんの御協力のもと、田植えから稲刈りまで5年生が稲作体験をさせていただいています。子供たちは手を使っての活動でしたが、同時にスマート農業の様子も見せていただきました。できたお米は、家庭科の調理実習などで味わう予定です。

 次の写真は、令和5年度からスタートした低学年への読み聞かせのボランティアの方々です。館腰公民館だよりや館腰小学校地域協働本部から呼び掛けていただき、11人のみなさんが毎週木曜日の事前活動として、10分間読み聞かせを行っていただいています。毎回4人の方が、かわるがわる低学年の学級でご自身で用意した絵本や昔話をしてくださり、子供たちはくいいるようにお話の世界にどっぷりと浸っています。とても素敵な時間です。

 次の写真は、こちらも今年度からスタートした学生ボランティアによる、学習支援の様子です。尚絅大学から16名、宮城教育大学から1名の学生さんが館腰小の子供たちに、明るく優しく接してくださっています。将来は教員を目指しているという学生さんばかりですので、どの学年・学級に入っても、すぐに子供たちに寄り添って支援をしていただいています。中には、校外学習や学習発表会等の行事に参加してくださっています。

 最後の写真は、花町神楽保存会のみなさんの御協力のもと、令和元年度以来、久しぶりに3年生への御指導を継続して13回ほどいただきました。今年度は、保存会のみなさんの計らいにより、太鼓も踊りも従来の倍の人数の子供たちに御指導いただきました。「子供たちから元気をもらったよ」と言っていただきました。

 本当にありがとうございました。

 

館腰地区民コミュニティ大運動会

 9月10日(日)館腰小学校の校庭で、令和元年以来の館腰地区民コミュニティ大運動会が行われました。当日は各地区の子供たち、約100名が参加し、保護者・地区のおじいちゃん・おばあちゃんと一緒に競技へ参加したり、熱心に応援をしたりしました。「安全運転」という競技は、前後に大人がいて米の袋を使った乗り物に、子供を一人乗せてリレーをしますが、「安全運転」という名前の通り、乗せてもらっている子供の姿と大人の様子がとてもほほえましく感じました。5月に行っている館腰小学校の運動会では親子競技は行いませんので、素敵だなと感じながら眺めました。

 地区民運動会で名取音頭を全員で踊れるように、夏休み明けに婦人会の皆様から全校で踊りを教えていただき、準備をしていたのですが、この日は残念ながら暑さのため競技は中止となり、踊りを披露することができなかったので、楽しみは来年に持ち越しとなりました。

 

今年はあつい夏でした

 夏休み後も、熱中症の予防のための数字とのにらめっこが続きました。子どもたちが大好きな外遊びも制限されるほどでした。そんな中、5年生の松島自然の家での宿泊研修が行われましたが、こちらは1日目は台風の影響を受けることなく、活動自体は静かな湾内で行うことができました。2日目は館腰小学校が避難所設置となるほど、激しい雨の中の野外炊飯となりましたが、大自然の厳しさとおいしいカレーの味は忘れられないものになったようです。

 

 

アウトリーチでの出会い

7月16日(日)晴天

名取文化会館で行われた仙台フィルハーモニーによる演奏会に足を運びました。

先日アウトリーチで鑑賞した4年生のメッセージが、ロビーに掲示されていて、うれしくなりました。

様々な国の演奏家たちが、それぞれの出身の国の有名な曲を披露し、館腰小にきてくださったお二人もバイオリンとピアノで素敵な演奏をしておられました。会場には、子供も大人もたくさんいて、大変盛り上がりました。

スロバキア出身の方は、ヨーロッパの内陸に住んでいたので、海が大好きなのだそうです。

その素敵な人柄も、体で音を表現する楽しさが伝わってくる、心が洗われる時間となりました。

演奏会終了後、ロビーでご挨拶すると、きちんと覚えていてくださいました。

 アウトリーチの時に、館腰小の4年生がとても聴き方が上手で、ノリも良く、一緒に音楽を楽しむことができたからではないでしょうか。

あいさつ運動

 児童会で行っている「杉の子委員会」で、あいさつ運動について話合いを行いました。

 みんなにあいさつ運動を広めるためには、どんな方法で行えばよいのか、なんのためにあいさつをするのか、などについて話合い、計画を立て、登校時間に学級ごとにスタートしました。

 中には、大きな女の子の看板を作った学級もありました。

 この子供たちの元気のよいあいさつが、地域に広がっていけばいいなあ・・・

わくわくフェスタ

7月8日(土)雨

 館腰児童センターで、わくわくフェスタが開催されました。ステージでの創作ダンス・けん玉、数々の手作りゲームでは、大人も子供もお客さんになったり、お店やさんになったり、体育館も児童センターもたいへんなにぎわいでした。

 手作り紙ヒコーキのコーナーに行ってみると、先日、「小学校で使って。」とペタンクを寄付してくださった方が指導していらっしゃいました。様々な形でたくさんの地域の方に関わっていただいているんだな、館腰地区は素敵な人ばかりだなと改めて実感しました。

 私も夢中で紙ヒコーキを飛ばして遊びました。

 児童センターの館長さんから、「子供たちが自分でダンスを考えて練習を計画し、上の子供たちが下の子供たちに教えていたんですよ。」と主体的に動いている様子を教えていただきました。

 のびのびと自己表現をしている子供たちと楽しそうに参加している保護者の方々の姿を見て、私もうれしくなりました。

館腰地区球技大会

 6月25日(日)  晴天

 これまで、種目はバレー・卓球・ゲートボールでした。コロナがおさまって久しぶりの開催となる館腰地区球技大会では、「モルック」というフィンランド生まれの種目を取り入れ、小学生も参加可能となりました。

 6年生が3人でチームを組み、他の4チームと対戦しました。

 モルックは、木の棒に当てるというとても単純な競技であるものの、木に書いてある点数をチームでたしていって、『50ぴったり』を目指し、様々な作戦を考えることができます。

 最初は、木の棒に当てることに集中していた子供たちが、地域の方々から「お~どこをねらっていくのかな。」「うまい、うまい」などと声を掛けていただくうちに、「やったあ!おんちゃんもうまい!」などと互いに場を盛り上げ、とても楽しい雰囲気になり、見ている私も幸せな気持ちになりました。

 なんと、6年生チームは優勝したのです!

 とても暑い一日でしたが、人とつながるって本当に素敵なことだなとつくづく感じました。とてもすがすがしい一日となりました。

  館腰小学校でも、みんなで挑戦してみたいなあ・・・

学校探検でのぎもん

1年生が校長室を探検にきた時のことです。

当日は、校長は留守にしていましたので、

後日、質問をしにきてくれました。

1年生の子供たちから出た疑問は、

・お花はなぜ飾ってあるのですか。

・校長先生の椅子はなぜかっこいいのですか。

・校長先生の机はなぜかっこいいし、大きいのですか。

・ファイルには何が書かれているのですか。

・なぜソファがあるのですか。

・金庫には何が入っているのですか。・・・・・・続く

たくさんのぎもんや、ふしぎを考えるパワーはどこにあるのでしょうか。

なんでも知りたい、と目をきらきらさせている1年生から、

私も元気をいただきましたし、子供たちの思いを大切にしたい

なあと感じました。

 

 

新設しました 『校長室から2023』

  くじゃくの「ジャック」は今年も元気に、げこっげこっと鳴いています。

 

  4月・5月の2ヶ月で、館腰小学校の校長室にはたくさんのお客様がいらっしゃいました。

 

  どのお客様も、館腰小学校を大切に思ってくださっている方ばかりで、館腰小学校の歴史を

  たくさん教えてくださっています。

  校長室で私が最初にしたことは、テレビ台を相談室に移動し、校長室の机と椅子の配置をか

  え、すぐに話合いができるようにしたことです。

 これは、運動会当日に効果を発揮しました。雨模様で雨雲レーダーとにらめっこしながら、体育主任が子供たちの

 動きの提案をし、学年主任が詳細部分を最終確認を次々としていきました。とてもスピーディで、館腰小学校の

 先生方は頼もしいなあと感じました。

 ある日から校長室のドアを開けておくようにしました。1階の職員室前を通る時には、静かに移動することをしっ

 かりと指導されてきた子供たちですが、ドアが開いているのを見て、「校長先生、こんにちは!」と元気な声と

 笑顔が届きました。自分で状況を判断した子供たちの姿を見て、また嬉しくなりました。