学校の概要

1 閖上地区の概要

〇学区は名取市の東部に位置し,北部は名取川を境に仙台市と一部隣接している。震災のため,地域が壊滅的被害を受け,災害公営住宅,公共施設,産業施設,緑地公園などの復興事業が進められている。また,地区の中央を南北に縦断する県道塩釜亘理線は,日頃から大型車などの交通量が多くなっている。

〇ほとんどの家庭が被災したため,閖上地区から避難し,住宅を新築したり,仮設住宅等で生活したりしている。閖上地区には,約1,347世帯,約3,008人が住んでおり,高齢化率が高い地区となっている。(名取市地区別人口より令和2年10月末現在)

〇児童生徒は移転先の学校にも慣れ,明るく元気に学校生活を送っている。しかし,自主性や表現力において課題があり,今年度も心のケアを図りながら自信をもって生活することができるよう指導を続けている。

〇小中学区が同一であることから,地域のまとまりが強く,保護者も学校に協力的である。

〇児童生徒は名取市内外に点在しており,徒歩通学者のほか,自転車,スクールバスを利用し ている。学校周辺は,交通量が多いことから,交通事故防止に努めている。

〇通学区は,閖上地区のほか,名取市内全域であり、全校児童生徒の約半数が,閖上地区以外から通学している。

 

 

 

2 校地及び施設概要図

 

 

 

3 閖上小中学校 校歌

 

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kouka.mp3

 

 

 

 JASRAC許諾第E2401173918号

 

(平成三十年四月制定)

   作詞 渡邊  誠

      渡邊  峻

      大沼あゆみ

      八森  伸

      渡邉 隆仁

      峯岸 寛仁

   補作 今井 邦男

   作曲 今井 邦男

 

 一  緑の松原 美しく

    海風薫る ふるさとに

    陽のあざやかに 降りそそぐ

    ここ閖上の 学び舎で

    未来の扉を 開こうと

    強い心で 歩みます

    閖上小中 我が母校

    閖上小中学校 我が母校

 

 二  はるかに望む 水平線

    世界に続く 太平洋

    波打つ音を 歌ときく

    ここ閖上の 学び舎で

    友と行く道 明日へと

    めざす高みへ 励みます

    閖上小中 栄あれ

    閖上小中学校 栄あれ

 

 

 

4 閖上小中学校の校章の由来

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 知・徳・体を象徴する3対の松葉でイニシャル“Y”をイメージしている。中央には砂浜に自生するハマボウフウを配置し、9つの花で小中9か年の過程を表している。背景の円は広大で波穏やかなるふるさと閖上の海を表している。

 

 

 

5 児童生徒総数

6 応援歌

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01 第一応援歌.mp3 

 

一 輝く光 溢るるいのち

  荒波のごとき 強き力

  青空高く 我が旗かざせ

  若きかいなに 堂々と

  高し高し 閖上の意気

 

二 力みなぎる 若人我ら

  今こそ競え 力の限り

  緑の風に 我が旗かざせ

  若き瞳に 燦然と

  高し高し 閖上の意気

 

 

7 閖上大漁唄込み踊

閖上大漁唄込み踊の音源です。下記をクリックしてお聞き下さい。

 閖上大漁唄込み踊.mp3

 

 

閖上大漁唄込み踊のリンクです。下記をクリックしてご覧下さい。

閖上大漁唄込み踊

  

学校運営方針

学校運営方針

 

1 学校教育目標と校訓・めざす児童生徒像

 

 新しい価値の創造に挑戦する児童生徒の育成

 

 <校 訓>  英  知  友  愛  健  全

        かしこく  やさしく  しなやかに

 

 <めざす児童生徒像>

  前期(1~4年) 夢やあこがれを抱き、明るく元気にチャレンジする子ども

  中期(5~7年) 未来に向かって、自ら学び、根気強く努力する子ども

  後期(8~9年) 志を掲げ、その実現に向け、未来を切り拓く子ども

 

 

2 学校経営の基本方針

(1)義務教育の9年間を見通しながら、魅力ある小中一貫教育を行う。

(2)児童生徒の心に寄り添いながら児童生徒と教師がともに活動する学校を創る。

(3)多様性を認め合い、互いに尊重し合う児童生徒を育てる。

(4)自分の命は自分で守ることのできる児童生徒を育てる。

 

3 重点事項

1)学力の向上

(1)魅力ある授業づくり

  〇学習指導要領を熟知し、それに即した授業を実施する。

  〇分かる授業展開するための授業力向上・授業改善を図る。

(2)個別最適な学び

  〇児童生徒の実態や認知特性を踏まえた指導・支援の充実を図る。

  〇分かる授業展開するためにICTの効果的な充実を図る。

(3)コミュニケーション能力の向上

  〇各教科の授業や総合的な学習の時間、各種行事における言語活動の工夫を図る。

  〇校内研究を中心に、自分の思いや考えを伝え合う活動の充実を図る。

 

 2)豊かな人間性の育成

(1)豊かな人間性の育成

  〇挨拶と感謝の心の大切さの理解を深め、気持ちを伝えられる児童生徒の育成を図る。

  〇教育活動を通して、自己肯定感・自己有用感の育成を図る。

  〇児童生徒の心に寄り添った指導を推進する。

(2)4・3・2制の実施

  〇発達段階に応じた4・3・2制の実施により、前期課程と後期課程のなだらかな接続を図る。

  〇期部や発達段階に応じたリーダーシップとメンバーシップの育成を図る。

(2)異学年交流の実施

  〇児童生徒の相互理解により、共感的人間関係の構築を図る。

  〇上級生と下級生との関わりの中で憧れや思いやりの心の育成を図る。

(3)郷土愛の育成

  〇地域を素材とした郷土学習(閖上学)の実施することにより、郷土愛の育成を図る。

  〇地域の悲願の学校として、地域との連携、地域交流を通じて地域への愛着心の育成を図る。

 

3)体力・運動能力の向上

(1)たくましさを育む教育活動

  〇全校運動会や発達段階に応じた体力づくり(スポーツ大会、縄跳び大会等)を実施する。

  〇体育の授業における運動時間の確保に努める。

 

4)防災教育の推進

(1)「風化させない・自分の命は自分で守る・地域を知る」を三本柱とした取組

  〇毎月11日を防災学習日とした防災教育を計画的に実施する。

  〇災害に対する知識を備え、状況を的確に判断し、自分の命を守ることのできる力を育成する。

(2)防災リーダーの育成

  〇地域や関係機関と連携した実践的な訓練の実施により、防災対応能力の育成を図る。

  〇災害時に家族や地域の人々の安全を守るために必要な能力の育成を図る。

学校長挨拶

学校長挨拶

 名取市立閖上小中学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。

 昨年度(令和5年度)より勤務させていただいています校長の紙谷ゆたかと申します。

 閖上小中学校が開校した年に1年間だけですが副校長として勤務していました。あれから6年がたち、閖上小中学校も7年目を迎えました。開校当時は140名だった児童生徒数が459名(R6.4.11現在)と3倍以上に増え、街並みも随分と変わりました。

 昨年度はコロナによる行動制限が解除され、通常の教育活動に取り組むことができるようになりました。入学式では、1年生入場時に8・9年生が手をつないで一緒に入場するなど、閖上小中学校ならではの取り組みがあります。今後は、地域との交流を更に充実させ、子供たちが健全に成長していけるよう、教職員一同、心を一つにして教育活動に取り組んでまいります。

 今後も学校HPを通して、学校の様子や児童生徒の活動の様子を発信していきたいと思います。

 よろしくお願いいたします。

                           令和6年4月 名取市立閖上小中学校

                                 校 長 紙谷 ゆたか

閖上小中学校の沿革史

閖上小中学校の沿革史

 

平成30年 4月 名取市立閖上義務教育学校(通称:閖上小中学校)開校

令和 元年 6月 小校庭に遊具(ちびっこ空港)落成

   2年 3月 児童生徒増加に伴う教室増改築

   3年 3月 児童生徒増加に伴う教室増改築

   4年 3月 児童生徒増加に伴う教室増改築

いじめ防止基本方針

名取市立閖上小中学校いじめ防止基本方針(要約版)

下記をクリックしてご覧下さい。

izimebousi(youyaku).pdf